
■前期募集編
<選抜方法>
調査書・自己PR書・面接を総合した成績で合否が決まります。
他に、英語による問答・適性検査・作文(小論文)・自己表現・総合問題※などを実施する学校では、
それらの結果も総合して合否が決まります。
※.県が作成したAタイプ・Bタイプの問題を使うことが多い。一部は独自問題も使用し、学校によってさまざま。
ポイント1:調査書の内容は3年次の頑張りで変わる!
前期募集での合格の前提条件は、調査書の内容を良くすることです。
調査書における学年別の評価の重みは学校によって違っています。
学年比を均等に見る学校や、「1:1:2」、「1:1:3」、「1:2:3」などの比率があり学校によって様々ですが、
3年次の成績にウェイトをかける学校が多くなっています。
ポイント2:私立の併願合格が前期募集出願のカギ!
前期募集は「落ちてもともと」という気持ちで出願する受験生も多いようです。
その結果、高倍率になり、厳しい入試となります。
そこで、県内私立高校の前期の併願入試や他都県の併願を認める推薦入試(B推薦)がカギになります。
これらの入試の合否は公立の出願提出より前に発表されます。
なので、私立の合格をそれまでに手に入れ、余裕を持って前期募集に臨むようにしましょう。
ポイント3:総合問題対策にはバランスのよい勉強を!
総合問題は、県が作成したA・Bタイプ問題と、学校が作成した独自問題の3タイプで実施されます。
出題は、教科書や普段の授業内容からで、各教科ともバランスの良い学習が求められています。
また、自分の意見をまとめたり、意見を言えるようにしておくことも必要です。
★2009年度入試への注目点 前期募集は引き続き高倍率に!★
前期・後期制に移行してからは、2.9倍前後の高倍率が続き、特に普通科では3.7倍の厳しい入試となっています。
2008年度は、6校の募集停止に加えて、6校の新設校が誕生するなど大きな変化がありましたが、
2009年度は次年度に大きな入試改革が控えているので変化は最小限だと考えられます。
前期募集では、調査書の各教科の評定と行動の記録、面接、各校ごとで採用される適性検査、総合問題が
選抜資料となっています。特に総合問題は採用校がさらに増加する可能性があるので注意しておきましょう。
■後期募集編
ポイント1:5教科の実力をつけよう!
学力検査重視校は年々増加し、2008年度にはついに県内の公立校の半数近くに達しました。
今後もこの傾向は続きそうなため、入試5教科の得点力を高めることがとても重要になります。
また、学力検査では、グラフや資料などから結果を読み取り、それを自分の言葉で記述する問題も
増えているため、安定した実力をつけておく必要があるでしょう。
ポイント2:キーワードは「学力」!
入試で「学力検査」と「調査書」のどちらかを重視するかは学校によって決められることになっていますが、
学力重視の学校が増えてきています。
その比率も「7:3」の高校が14校、「6:4」の高校が56校と非常に多くなっています。
ポイント3:後期募集でも調査書は重要!
調査書の評価が絶対評価になり、普段の努力の状況を反映するものとなりました。
定期テストだけでなく、宿題や提出物、積極的な授業態度などが重要となってくるので注意しておきましょう。
★2009年度入試への注目点 後期募集は大きな変化はなし!★
後期募集は、募集定員から前期内定者を引いた人数が募集予定数となりますが、評定の上位者は前期で
合格が決まるケースが多いので、学力検査の比重が高くなることは言うまでもありません。
2009年度の受験生は、前年より約600人増加する見込みとなっており、
このため公立の募集定員は9〜10学級360人程度増加すると思われます。
入試内容は、例年とほぼ同じ傾向ですが、特に英作文とリスニングの割合が増加しています。
■私立高校推薦入試編
学校ごとに推薦基準を設けています。近年、試験科目を変更したり推薦基準を前年度より引き上げたりしている
学校が目立つので、志望校の推薦基準ややり方を調べておきましょう。
一般推薦(単願)
出身中学校長の推薦書を必要とし、その学校が第1志望で、合格すれば必ず入学することを前提として
出願します。
併願推薦(B推薦)
他校との併願可能な推薦で、公立併願に限る場合と私立併願可能な場合があり、基準は一般推薦に比べて高めに設定されています。入学手続きは、公立発表後か又は何らかの延納措置が設けられており、第1志望の高校に合格すれば、入学を辞退できます。
自己推薦
中学校長の推薦を必要としない推薦で、自己推薦書の提出で出願できます。千葉県公立の特色化選抜や
神奈川県公立の前期選抜も「推薦」とはうたっていないものの、実態としては自己推薦と同じと言えるでしょう。
AO入試
もともとは大学入試で行われていた方法ですが、最近では実施する高校も見られるようになってきました。
学力試験ではなく、出願時に提出するエントリーシートをもとに総合的に評価して選抜します。
総合的な、「分析力」、「判断力」、「コミュニケーション能力」が必要になります。
その他
多様な能力の生徒を集めるために、「一芸一能」や「スポーツ実績」、「特待生」などでの推薦募集も
広く行われています。
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